■作者：高森碎巖　[たかもり・さいがん]

■略歴：
師・山本琴谷
文政８年上総国（千葉県）生まれ
江戸に出て服部蘭台に儒学を学び、萩原秋巖に書法を受ける。山本琴谷に南画を学んだが、すぐに画家を目指した訳ではなく、維新後に司法省学校でフランス人のボアソナードに法律を学び、熊本裁判所に赴任した。
のち本格的に絵筆をとり展覧会活動はせず、宋元明清の古画を渉猟し、与謝蕪村の画風に私淑、山水花鳥を得意にした。
大正３年没

■本紙：絹本・肉筆

■寸法：総丈/207×64.5ｃｍ　本紙/134×50ｃｍ

■状態：極箱　　軸先・木製

■コメント：
表装に若干の曲がりはありますが 鑑賞時は問題ない程度です。作品状態は良好です。

霊芝～古代中国宮中に生えているのが見つかると吉祥として皇帝が盛大な宴を催したといわれています。
日本でも「サイワイダケ」（幸い）・「カドデダケ」（門出）と言われ縁起のよいものとされています。

新年に縁起良くお掛けお楽しみ下さい。