■作者：飛田周山　[ひだ・しゅうざん]

 

■略歴：
師・久保田米僊　竹内栖鳳　橋本雅邦

名・正雄　別号・対月居

明治10年茨城県多賀郡生まれ

明治33年家の事情で東京に戻り橋本雅邦に師事

明治34年第11回日本美術院「乳虎」銅牌

明治36年第14回「檀特山」銅賞
明治40年第1回文展「維摩」入選

大正元年第6回文展「天女の巻」褒賞

大正4年第9回文展「星合いの空」褒賞

大正6年第11回文展「幽居の秋」特選

大正8年第1回帝展「神泉」特選

昭和3年帝展審査員
昭和10年帝国美術院指定
昭和18年朝鮮美術審査員
昭和20年71才没

 

■本紙：紙本・肉筆

 

■寸法：総丈/194×45ｃｍ　本紙/129×32㎝

 

■状態：共箱　　軸先・木製　塗り

 

■コメント：

 

新しく表装仕立て直しをしています。（表装済）

 

作品にわずかなよごれはありますが鑑賞時はわからない程度で良好です。

 

白衣大士～観音菩薩

聖観音、千手観音、十一面観音、不空羂索観音、馬頭観音、如意輪観音など様々に変化し、慈悲をもってあらゆる人々を救い、 現世だけでなく来世の救済にもご利益があるとされています。