■作者：白井烟嵓　[しらい・えんがん]

 

■略歴：

師・松林桂月

明治27年愛知県豊橋生まれ

初号・静古　烟巌　　名・瀧司

従兄弟の白井永川に南画を学び､大正5年上京し翌年松林桂月に師事

第５回日展「雲行雨施」特選となり、翌年、無鑑査出品となり、

以後、社団法人日展となってからも、昭和四十三年まで委嘱作家として活躍する。

日本南画院・日本画会など多くの展覧会にも出品し、

豊橋文化賞を受けるとともに、渡辺崋山顕彰の功績により田原町町政功労者としても表彰される。

昭和51年81才没

 

■本紙：紙本・肉筆

 

■寸法：総丈/139×67ｃｍ　本紙/44.5×53ｃｍ 

 

■状態：共箱　  軸先・骨

 

■コメント：

 

当時のままの状態です。

 

作品全体に点状よごれがあり、表装に若干の波うちがありますが鑑賞時気にならない程度です。

表装裏によごれがありますので画像ご参照下さい。

 

昭和42年に描かれた作品。

当時のモダニズムが感じられる作品です。