■作者：橋本凝胤　[はしもと。・ぎょういん]

長谷太郎 　[はせ・たろう]

 

■略歴：

・橋本凝胤

明治30年年奈良県生まれ

明治37年法降寺に入寺　佐伯定胤大僧正に師事

宗教大学卒業後、東京帝国大学文学部印度哲学科に学ぶ

『大正新脩大蔵経』『大日本仏教全書』等の編纂に参画

昭和14年薬師寺管主、昭和16年法相宗管長に就任、

昭和42年薬師事長老

厳格に戒律を遵守して肉食妻帯せず、南都仏教・唯識教学の正統を継承し、体現した生活を生涯貫く。国内はもとより、中国、インド、欧米諸国を巡り、講演・教化活動を行なう。政財界との交流も広く、文化財保護や平城京跡地の国有化に尽力。

昭和35年藍綬褒章受章　昭和53年遷化

 

・長谷太郎
広島県生まれ　無所属　大和路画家　油絵　墨彩画毎年発表
個展多数　1912～1996

 

■本紙：紙本・肉筆

 

■寸法：総丈/126×49.5ｃｍ　本紙/33.5×46.5ｃｍ

 

■状態：共箱　二重箱　　軸先・木製　塗り

 

■コメント：

 

天地によごれがあったため表装中廻し・風袋は当時のままで天地替えを行っています。

 

作品全体にごくわずかなよごれがあります。

 

日出照高山～ひいでてまずてらすこうざん

「日、出でて、まず高き山を照らす」華厳経の中の句

朝日が昇り最初に照らすのは聖地である高い山である