■作者：安田暎胤　[やすだ・えいいん]

■略歴：
昭和13年岐阜県生まれ
昭和25年　薬師寺に入寺、当時の管主橋本凝胤に師事
昭和35年　龍谷大学文学部仏教学科卒業
昭和37年　龍谷大学大学院修士課程修了
昭和38年　宗教者平和使節団団員としてヨーロッパ各地の宗教者と懇談
昭和39年　名古屋大学学術調査隊員としてアフガニスタン調査
昭和42年　薬師寺執事長、法相宗宗務長兼務
平成10年　薬師寺副住職
平成12年　（財）世界宗教者平和会議日本委員会　非武装・和解委員会委員長
平成15年　薬師寺管主
平成16年　全日本仏教会副会長
平成21年　薬師寺長老

■本紙：紙本・肉筆

■寸法：総丈/189×54.5ｃｍ　本紙/105×41.5ｃｍ　尺五

■状態：共箱　　軸先：木製　塗

■コメント：

状態良好です。

直心是道場 [じきしんこれどうじょう]～直心、すなわち自己のありのままの心こそが道場である。喧騒の中にあっても、心を静寂に保っていれば至るところが修行の地となる。

画（竹）は川人勝延が描かれています。

川人勝延～大正11年年徳島県生まれ
師・佐藤太清　日展会員
日展を主な活躍の舞台とし、特選2回受賞。日展委嘱、無鑑査、審査員を経て、日展会員となる日春展や全関西展にも出品し日春賞や知事賞を受賞し、それぞれ審査員を務める。