■作者：斎藤清　[さいとう・きよし]

 

■略歴：

明治40年福島県生まれ

昭和6年上京し、宣伝ポスターの仕事をしながら絵の勉強を続ける

昭和7年第9回白日会展に油彩「高円寺風景」30号初入選

昭和11年安井曾太郎の版画「正月娘姿」に触発され制作した木版画「子供座像」「少女」初出品し、初入選

昭和26年サンパウロ・ビエンナーレ展で駒井哲郎とともに受賞

昭和31年アメリカ国務省およびアジア文化財団の招きで渡米し講義・個展を開催

昭和56年勲四等瑞宝章受章

平成7年文化功労者に顕彰

「会津の冬」シリーズなど多くの作品を発表し日本の伝統美と西洋のモダニズムが融合した独自の造形表現は国内外で高く評価され世界的版画家として活躍

平成9年90才没

 

■本紙：木版画　（直筆サイン）

 

■寸法：額外寸/H59.5㎝×W77.5ｃｍ厚み1.5㎝
本紙/38×52.5cm

 

■状態：木製額　ガラス入り　紙箱

 

■コメント：

 

状態良好です。

 

昭和15年に初めて「会津の冬」を制作し、しばらくの間「会津の冬」から遠ざかっていましたが、1970年より再び取り組んだ初期の作品になります。

 

1970（昭和45）年　35/80

 

斎藤清作品集に掲載されているシリーズです。