■作者：真道黎明　[しんどう・れいめい]

 

■略歴：

師・堅山南風

明治30年熊本県宇土生まれ　本名・重彦

大正4年菱田春草の作品に感銘し洋画より日本画に転ずる

大正6年院展で初入選　中国やインドを旅し,古代世界を題材とした作品を描く。

昭和50年院展「柿右衛門大壺」内閣総理大臣賞

昭和53年81歳歿

 

■本紙：絹本・肉筆

 

■寸法：総丈/140×65.5ｃｍ　本紙/44×50.5ｃｍ

 

■状態：共箱　　軸先・樹脂

 

■コメント：

 

天地にイタミがあったため表装中廻し・風袋は当時のままで天地替えを行っています。

 

鑑賞時はわかりにくい作品全体に淡いよごれがあり、花弁に若干の顔料落ちがあります。

 

「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」の言葉で知られ、

美しい女性に例えられるほど可憐で豪華な芍薬です。

 

4月中旬頃より6月末まで初夏掛けとしてお掛け頂けます。