■作者：歌川國峰　[うたがわ・くにみね]

 

■略歴：

文久元年うまれ　姓・勝田　名・銀之助

歌川国貞の孫　　号・国峰　梅蝶楼

二代目歌川国久の門人でその次男

明治時代から昭和時代にかけての浮世絵師、日本画家

作画期は明治年間に主に挿絵を描き、晩年は鎌倉に住み肉筆浮世絵を専門に描いた。

明治18年刊行された坪内逍遥作『当世書生気質』の口絵、三遊亭円朝作『怪談牡丹灯籠』の挿絵を描いたことで知られている。

 昭和19年84才没

 

■本紙：絹本・肉筆

 

■寸法：総丈/200×48.5ｃｍ　本紙/116×36ｃｍ

 

■状態：桐箱（古）　　軸先・骨

 

■コメント：

 

未表装のマクリを表装しています。（表装済）

 

作品上部に強めのよごれ、菊の花弁に顔料落ちがありますのでご確認下さい。鑑賞時は気にならない程度です。

 

表情良く親子猿が描かれ、秋掛けとしてお楽しみいただけます。