■作者：大野逸男　[おおの・いつお]

■略歴：
師・田中青坪
昭和16年 埼玉県生れ
昭和34年 田中青坪に師事、没後福王寺法林に師事
昭和37年 院展初入選
平成11年 第84回 院展「水溜りの道」日本美術院賞（大観賞）受賞
平成13年 第56回 春季院展 奨励賞受賞、外務大臣賞受賞
第86回 院展 奨励賞受賞 日本美術院招待に推挙
平成20年 院展同人に推挙
平成22年 第16回足立美術館賞を受賞
雄大な風景や生命力あふれる木々や花、日本の自然を深い自然観照でとらえた作品を生み出している

■本紙：絹本・肉筆

■寸法：129×67ｃｍ　本紙/29×51ｃｍ　尺八横

■状態：共箱・太巻き　　軸先・象牙

■コメント：

天地によごれがあったため表装中廻し・風帯は当時のままで天地替えをしています。

状態良好です。

柔らかく浮かび上がる木蓮の花弁が美しい作品です。

春の一幅お楽しみ下さい。